3年前の2015年6月、
「同性婚の実現が偏見をなくす第一歩になる。若い世代にはこんな偏見に苦しんでほしくない」…
そんな思いでパートナーと申し立てをした。
もう慣れっこになっていた「生きづらさ」も少しは和らぐかな、とも思っていた。
そして今、2018年6月、
生きづらさは和らぐどころが、ますます強くなり、パートナーと一緒の生活をも脅かすようになってきた。
日本の社会制度が異性婚を前提にしていることを、これほど不公平だと思ったことはなかった。
年を重ねるにつれ、不公平が、生きづらさが、本当に身に染みる。
だから今、「申立人のメッセージ」を投稿しようと決めた。
同じ思いの仲間たちと共に名を連ね、投稿されることに感謝しながら。
ここに名乗りを挙げることも出来ない、数多くの仲間にも想いを馳せながら。
2018年6月29日掲載