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日本での在留を望む、外国人同性パートナーをご支援ください

日本人の同性パートナーと23年以上日本で暮らしてきた台湾人の男性が、
日本でパートナーと暮らし続けるために、退去強制の取消しを求めて闘っています。

同性婚人権救済とは直接は関係がありませんが、
本弁護団の弁護団員(永野[弁護団長]、上杉、森、山下)も関わっている、
同性カップルの権利保障にとって大変重要な訴訟です。

国際結婚、同性はビザ下りず 在留の許可求め、訴訟に 2017/12/26 西日本新聞

https://www.nishinippon.co.jp/feature/life_topics/article/382835/

(以前掲載していた朝日新聞の記事がリンク切れになりましたので、別の記事のリンクを掲載しています。2018/6/29)

台湾人男性は、一旦は収容されましたが、
その後、仮放免となり釈放され、同性のパートナーと暮らしています。

台湾人男性は、仮放免中のため、仕事ができません。
同性のパートナーの収入だけでは、2人で暮らすのには足りず、
経済的にとても苦しい状況にあります。

そこで、支援者の方々が、支援の集いを東京で2017年7月8日、開催します。
会費は高いのですが、利益は、2人への支援金にあてられます。

集いには参加できないという方も、カンパにご協力いただければ大変ありがたく存じます。

まだ支援の集いへの申込みも、カンパもほとんどない状況とのことです。
ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

この件のお問合せは、同性婚人権救済弁護団ではなく、 xianken@mac.com までよろしくお願いいたします。

同性婚人権救済弁護団
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「外国人同性パートナー在留特別許可訴訟を支援する集い」

日本人の同性パートナーと23年間同居してきた台湾籍のGさんが、入管から国外退去を求められています。
異性のカップルなら認められる在留特別許可が、同性カップルだというだけで拒否されるのです。
日本で初めて同性カップルに異性カップルと同等の処遇を求める訴訟が東京地裁に提起され、現在、審理が行われています。
この訴訟は日本の同性カップルに共通する法的地位をめぐるもので、その勝敗は他の分野にも波及することが予想されます。

その意味ではこの訴訟は日本の同性愛者にとっては人ごとではないのです。

Gさんは現在、仮放免中のため働くことができません。
訴訟は結審までに時間を要しそうな形勢です。

そこでGさんを励まし、経済的にも少しでも支援することを目的として支援する集いを開きます。
同性カップルの法的権利に関心のある皆さんのご参加をお待ちしています。

「パートナーは、僕にとって唯一の家族です。
男女の夫婦のように、愛し合っている大切な存在です。
僕はこれから先もずっとパートナーと共に暮らし続けたいと、強く願っています。」
(5月26日、東京地裁でのGさんの意見陳述より)

と き 2017年7月8日(土) 17時~20時
ところ イロドリ(irodori) 渋谷区神宮前2-14-17  03-6804-3736
会 費 1口 10,000円(飲み放題付き。Gさんカップルへの支援金を含む)
内 容
・Gさんおよびパートナーさんからのメッセージ
・永野弁護士からの訴訟の経過報告
・発起人からの応援メッセージなど
*会場ではカンパも募ります。
*事前申し込み(締め切り6月30日)xianken@mac.com

*当日、出席できない方からの支援も歓迎いたします。
【郵便振替口座】
振替口座名:外国人同性パートナー在留資格訴訟を支援する会
口座番号:00140-4-265560
※振込手数料は支援者ご負担でお願い致します。

発起人(五十音順)
生島嗣(特定非営利活動法人ぷれいす東京)
一戸希一(レストラン経営)
岡部芳広(相模女子大学教授)
加藤雄治(HIV感染者支援ボランティア)
鈴木賢(明治大学教授)
永易至文(NPO法人パープル・ハンズ事務局長、行政書士)